スロージョギングで起こる太ももの筋肉痛

スロージョギングで起こる太ももの筋肉痛

太ももの筋肉痛

様々な効果があり、生活習慣病を予防する事のできるスロージョギングですが、初心者の方でもしスロージョギングをして太ももやふくらはぎが筋肉痛になったという人がいたら、それはジョギング中の姿勢や、やり方に問題があるのだと思います。 本来の正しいやり方でスロージョギングを行うと筋肉痛や、足への負担はほとんどないのです。今日は正しい方法をわかりやすく説明しますので、ぜひマスターして筋肉痛を伴わない正しいやり方を学んでくださいね。


正しい走り方

スロージョギングの走り方は基本的に、ニコニコと笑って走る事ができる程度のペースです。力が入ったり物足りなく感じ速いペースになると、息があがりますのでそうなったら一度歩いたり、速度を落とし、息を落ち着かせます。走る時の歩幅は靴の長さの半分くらいで小刻みに走る感じがいいでしょう。また着地時の音がなるべく小さくなることも心掛けましょう。そうする事で体のぶれが軽減され、結果的に足腰への負担も少なくなるからです。 かかとから着地する事はスロージョギングではよくありません。足全体を使い押し出すようなイメージでジョギングをしましょう。背筋を伸ばしやや前傾姿勢で走ります。

筋肉痛になる走り方

これからお話しするような走り方の人は筋肉痛になりやすい走り方ですので、自分の走りと比較して、もしあてはまるようなら見直しが必要でしょう。 ふくらはぎや、太ももが筋肉痛になる人は、つま先だけで走っている人が多いです。地面をつま先だけで蹴って走る人は筋肉痛になります。足の付け根で着地をして、足裏全体で真下に押すイメージで走りましょう。 歩幅を狭くして、回転数を上げてみましょう。歩幅が広すぎると筋肉痛になる事があります。 このような事を改善してもあまり筋肉痛がひどいようなら一時的に休息をとるようにして、また筋肉痛がよくなったら走り始めてみましょう。

筋肉痛時の対処法

筋肉痛は疲労物質である乳酸がたまった時や、体が傷ついた筋肉の繊維を修復しようとするときに起こるものです。このような時に有効な対処法はいくつかあります。

1つ目はアイシングと言い、筋肉の炎症を鎮める為に冷水や、氷で冷やす、アイスノンや、炎症を鎮めるスプレーなども効果的でしょう。

2つ目はマッサージです。疲れがたまり、筋肉がはっている場合は優しくマッサージをしましょう。筋肉痛の原因である疲労物質を流すという目的があります。

3つ目は、シャワーで温冷浴をする事です。
シャワーで3分から4分程度、42度のお湯を流し、筋肉痛がある部位を温めます。次に冷水のシャワーを数分浴びます。それを交互に数回程度行いましょう。

4つ目は、クエン酸を摂取する事です。クエン酸はたまった疲労物質を取り除き、筋肉の回復を早めてくれる効果があります。陸上大会などで走り終わった選手が「グレープジュース」や「オレンジジュース」などを飲むのはこの為です。クエン酸が多く含まれているものとして有名なのは、レモン、グレープフルーツ、オレンジ、梅干し、しそ、などがあげられます。 これらの食品を積極的に摂取することで筋肉の回復が早まり、筋肉痛も改善されます。

いかがでしたか?今までスロージョギングをして太ももがはったり、筋肉痛になって思うようにスロージョギングをできなかった人もいたかもしれません。そのような人はもしかして、走り方や、足の使い方、姿勢などが間違っていたのかもしれません。 自分の走り方と今回お話しした正しい走り方や対処法を比べてみてください。 スロージョギングは初心者でも、体力に自信がない人でも気軽に始める事が出来るものですので、これからも多くの方にぜひ健康法として取り入れて頂きたいと思います。

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