スロージョギングで膝痛は起こるのか?

スロージョギングで膝痛は起こるのか?

ふくらはぎの筋肉痛

誰でも、簡単に始めることができて、体への負担や疲れも少ないスロージョギングですが、スロージョギングをすることで膝痛になる事はあるのでしょうか? 今日はこのスロージョギングをして膝痛になるのか、またなる場合はどういった場合か、膝痛を発症させないためにはという事などを詳しくお話ししていきたいと思います。


スロージョギングでも膝痛が起こる

ジョギングではないから、大丈夫と思っている人も多いかもしれませんがスロージョギングでも走り方によっては膝痛が起こるのです。 特に多いのは足だけで走っている走り方をしている人です。
足のつま先だけを使っていると膝に余分な力が入り、結果膝痛が起こってしまいます。 まず、走り方を足裏全体で地面を押すような走り方にしましょう。
そして、骨盤全体を使って走る事を意識してみて下さい。
そして、シューズもジョギング専用の物を購入し、それを使ってください。
普通のスニーカーでは靴底の厚さも、クッション性も全く違うので、それだけ足や、膝への負担が多くかかってしまいます。
また、膝痛の予防の為にサポーターを使用することも有効な方法だと思います。

筋肉不足

女性の方や、高齢者の方に多いのですが、極端に筋肉不足だと走る事で筋肉が体を支えきれずに膝痛が起こる事があります。
このような場合にはまず、スロージョギングに必用な筋肉を付ける事から始めましょう。
主な筋肉は、大腰筋、太もも、ふくらはぎ、などです。
ここの筋肉を鍛える筋トレなどを行うといいでしょう。

走る場所

また筋肉のない初心者の方や、高齢者の方が、アスファルトや固い路面を走る事は膝へ力が大きくかかるので大変危険です。まだ走り方や体の動かし方にしなやかさがないため、反発をそのまま足へ受けてしまい、膝への負担がとても大きくなるのです。
ですから、アスファルトでの長時間のジョギングは避けましょう。
初心者の方は膝への負担を少なくするため、なるべくアスファルトなどの固い路面ではなく、公園などの柔らかい芝生や、土の上を走る事を心がけるといいでしょう。

もし膝痛になったら

このような事をしていてももし、膝痛になってしまったらまずは休息をすることです。
痛みが完全になくなるまでは絶対に走らない事、炎症がある部分にスプレーなどでアイシングを施すなどして、充分に足を休める事が大事です。
また、痛みがある日は、入浴の際に、シャワーで42度程度の熱い湯を数分かけて、次に冷水をかけるという事を数回繰り返してみて下さい。
また筋肉をつけるトレーニングとして、膝が弱い人向けのスクワットなどもありますので、下半身の強化をしてジョギングの際の地面からの衝撃にも絶えることができる丈夫な体作りも大切になってくるでしょう。
筋肉痛とは疲労物質である乳酸が長時間体内へ残り、筋肉への酸素供給を阻害しその結果筋肉痛という現象が起こると言われています。
ですから、この疲労物質を食事面でも取り除く事を心掛けましょう。疲労物質を取り除き、筋肉の回復を早めるものとして有名な物がクエン酸です。クエン酸を多く含むものは、レモンや、100%グレープフルーツ、梅、しそ、100%オレンジジュースなどです。 これらの食物をスロージョギングが終わってから摂取することで筋肉痛を軽減し、筋肉痛の回復を早めてくれます。
いかがでしたか?スロージョギングでも間違った方法で走ったり、筋力の不足、走る場所などによっては膝痛を起こすことがあります。
今日お話したことを頭に入れて、充分なストレッチや、準備運動、筋トレなどをしっかりとして膝痛を予防して楽しく走れるといいですね。
またスロージョギングは、手軽にあまり負担なくできますが、毎日行わずに、時には休息を入れて足を休ませてあげながら無理のないようすることが長続きする秘訣だと思います。

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