スロージョギングからランニングへ

スロージョギングからランニングへ

ランニングの方法

日頃からスロージョギングを実行している人は、そこから少しスピードを上げてランニングへ移行してみましょう。速さは一気に速くすると足や体に負担がかかりますから、少しずつ速くしていきましょう。ランニングというと距離の事が頭に浮かびますが、初めは距離を考えずに、走行時間を目標として行うといいでしょう。 一定期間をとってこの週までは10分間走る、ここからここの週では12分間走るというように少しずつ走れる時間を長くすることがスロージョギングからランニングへスムーズに移行するコツだと言えるでしょう。


【もしそれでも走れない場合】
今までのスロージョギングから考えると、なかなか慣れるまでに時間がかかる人もいるでしょう。どうしても、しんどくて走れないという人は、無理に走る事は辞めましょう。スロージョギングに少し近づけていってもいいです。しかし、まるっきり止まるのはまた走り出すときの負担がかかることからお勧めしません。しんどくなったら、止まらずに、歩くゆっくりでもいいので進むという事を覚えておきましょう。


【走行間隔、週にどれくらい走る?】
ランニングの走行間隔は週に大体、2~3回もあれば充分でしょう。毎日走りたいという人もいるかもしれませんが、これはかえって足への負担も増し、また疲労が取りきれずにまた走るという事から、どんどん疲労がたまるので良くありません。初心者は2日おきくらいのペースで走る事がいいでしょう。逆に3日以上空けた場合は、今までランニングでついた筋力を元に戻すまでに時間がかかるので、2日おきが丁度いいペースだと言えます。


準備運動、ストレッチ

ゆっくりなランニングだからと言っても走るという事はそれなりの筋肉を使い、足への負担もかかります。ランニング前には必ず充分な準備運動とストレッチをして体をほぐし、温めることが大切です。この準備運動やストレッチを充分に行わなかった場合は、膝の故障や、筋肉障害といった事が起きます。膝の故障は完全に治るのに半年、1年は軽くかかります。せっかくランニングや、運動を頑張っているのにこんなにも長い期間走る事が出来なくなるのは本当にもったいない事です。 このような事を予防するためにも準備運動や、ストレッチはしっかりと時間をかけて行いましょう。


【正しいフォーム】
皆さんはランニングの正しいフォームをご存知でしょうか?ランニングフォームは正しい姿勢や、動きで行なう事で膝や、足への負担度が全く違ってくるのです。 正しいフォームでランニングをすると、長時間は知っていても疲れにくく、体に無理な力を加えずに走ることが出来るのです。基本的な姿勢は、やや前かがみで、胸を張ります。そしてあごは引き、肘を後ろに引きながら足全体で踏み込むように走ります。 頭だけで理解することはなかなか難しいでしょうから誰かに自分のフォームを見てもらったり、動画を撮ったりすると分かりやすくいいでしょう。


【ストレッチの重要性】
ランニングにおいて、一番大事なのは足の筋力だと思っている人もいるかもしれませんが、足の筋力よりも基本的な事があります。足への負担を軽減する事、アキレス腱を守る事、膝への負担を和らげることなどがあります。これらの事を考えるとストレッチというのは本当に大事になってきます。ストレッチをすることで、足の筋肉や、背筋、腹筋などを柔軟にしてくれるのです。そこが柔軟になる事で、走り方もゆったりと、足だけではなく全身を使って走る事が出来るようになります。 その分足や膝への負担も少なくなるのです。

いかがでしたか?スロージョギングからランニングへの移行の方法をお話しましたが、色々な守るべきことや、ストレッチの重要性やスロージョギングとの違いも分かったと思います。 健康のため、趣味のためランニングをし始める理由は様々だと思いますが、準備運動をしっかりとして、正しいフォームで走る事でランニングをもっともっと楽しんで下さいね。

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