スロージョギングで脳を活性化することはできるのか?

超スロージョギングの定義は?

スロージョギングの走り方

スロージョギングのまだまだ遅いペースで走る事を超スロージョギングと言います。 実際にはジョギングというよりもウオーキングに近いのではないでしょうか? 走るというよりは歩くイメージで行うといいでしょう。実は走る事と、歩く事は全く違うのです。その違いも含め今日は超スロージョギングについて詳しく、分かりやすく説明していきたいと思います。


超スロージョギングとは

ジョギングは簡単にできる健康法で体によいと言われていますが、普段運動をしていない人や体力のない人には体に負担がかかり、人によっては息がきれてしまう人もいます。 そこで、それよりももっと遅いスピードで走るというよりは歩くイメージの事を超スロージョギングと言います。これは具体的には息が切れることなく、隣の人同士で話ができ、 程度の速度です。この速度だと疲労もたまりませんし、高齢者や、運動不足の人でもハードルが低く始めやすいのではないでしょうか? 無理のない速度で自分に合ったペースで行う事が長く続けられる秘訣でしょう。

走る事と、歩く事の違い

ジョギングというと、地面を蹴ってその力で前に進みますが、超スロージョギングの場合は地面を足で押し出す事で前に進みます。地面を蹴らずに足の裏で地面を押すことで、足裏にあるツボを刺激してくれるので健康に非常に大きな役目を果たしてくれます。 超スロージョギングは、走る時に使う速筋という筋肉は使わずに、また息が切れるという事もなく長く続けることができるのが特徴だと言えます。 速筋は、走るときに主に使われる筋肉で瞬発力に優れています。

超スロージョギングで鍛えられる筋肉

では速筋にたいして超スロージョギングで鍛えられる筋肉はどのようなものなのでしょうか?それは遅筋と呼ばれるもので、字のごとくジョギングや、 長距離走などの遅い動きに適しており、持久力に優れている筋肉と言えます。 この2つの筋肉については生まれつき、どちらの筋肉が発達しているかで速筋の割合が多い人は短距離走に向いており、遅筋の割合の多い人は長距離走に向いていることが分かっています。 この超スロージョギングを続けて行く事で遅筋の発達が促され持久力が付くという事が言えるでしょう。

超スロージョギングの効果

超スロージョギングを続けることで得られる効果は様々でダイエット効果は勿論ですが、高血圧や、高血糖、中性脂肪、などのメタボ指標に関係する病気の改善に効果がある事が分かっています。 その大きな理由として挙げられるものは、人間にとって最大の運動強度を示す【最大酸素摂取量】の約50%、の強さの運動をした時に起こる毛細血管の増加現象と言われるものです。 この現象により、脳の前頭前野の体積増加効果が表れ、判断力や決断力の向上が見られ、脳が非常によい状態になる事が分かっています。 これはボケ防止や、認知症予防にも非常に効果があると言われています。

では実際にやってみましょう

では実際に超スロージョギングをやってみましょう。まず、初めに言いましたように基本は隣の人と楽しく会話ができる程度の速度です。しかし、もし一人で行う場合にはこの速度が分かりにくいので、そういう場合は息が上がらない、しんどくない程度の速度だと考えて下さい。歩き方はジョギングではないので地面を蹴る必要はありません。無駄な力をかけずにあくまでも足の裏を地面で押す感じで自然に歩くと感じでいいでしょう。着地の設置部分は足の指の付け根を意識しましょう。足の指の付け根や、つま先で着地することは足への衝撃を緩和することができ、足の負担を軽減できるのです。 いかがでしたか?このような「超スロージョギング」だったら、今までのジョギングや運動という概念を変えて、誰でも簡単に始めることができるのではないでしょうか? 簡単にできてたくさんの効果が期待できる超スロージョギング、早速今日から始めてみてはいかがでしょう。

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