重症筋無力症

重症筋無力症

次第に筋肉が弱くなっていく重症筋無力症。この病気は日本では難病に位置づけられており、今でも確率した治療法が見つかっていない自己免疫疾患の一つです。

主な症状

重症筋無力症の筋力低下の症状には一つの特徴があります。
それは大半が目の筋力が弱くなるということです。つまり、瞼が開きづらくなるのが特徴的です。そのため、片目だけ瞼があまり開いていないケースなどは重症筋無力症の可能性があります。
また、診断においても、眼科などで見つかることも珍しくありません。
その他の症状としては、重症筋無力症のタイプにもよるのですが、股関節周りや、肩関節周りの筋力が低下していきます。
正確な症状としては、筋力低下というよりも、疲れやすくなると行ったほうが良いかもしれません。
簡単な例で言うと、病気になる前は、5kgの重りを10回持ち上げることができていたのに、発症してからは、5回しか上げられなくなって疲れてしまう。そして、病気が進行しると、これが1回に減っていくといった具合です。

生活への影響

重症筋無力症の症状からしても、生活への影響は多大なものがあります。しかし、何といっても仕事への影響が強いでしょう。仕事の作業にもよりますが、大半の方が仕事を辞めることになります。あまり、力作業をしないような仕事であっても、目を使ったりどこかしらの筋肉を使っています。そのため、長時間働くことは困難なのです。
日本では重症筋無力症に対しての環境がまだまだ整っていないのが現状ではないでしょうか?
このような人たちが生活上不便なく過ごせるような環境設定は急務でしょう。
このような方たちも、症状の程度によっては、スロージョギングといった筋への負担が少ない運動はおすすめかもしれません。

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